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腕立て伏せや腹筋運動で汗をかくヒト型ロボット「ケンゴロウ」の実力 東京大学の情報システム工学研究室が開発(動画あり)

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腕立て伏せや腹筋運動で汗をかくヒト型ロボット「ケンゴロウ」の実力 東京大学の情報システム工学研究室が開発(動画あり)

ただしケンゴロウは、レゴ風の動きをする仲間のロボットの頑強さにはかなわない。ボストン・ダイナミクスが開発したアトラスはバク宙ができる。これは、着地の際にペシャンコにはならないからだ。もちろん、ケンゴロウは身体が弱いわけではない。懸垂をすれば自分の身体を自分でもち上げられる。

要は、ケンゴロウは少々ユルいタイプのヒト型ロボットなのだ。しかし、パワー系タイプではないということは、より正確に人間を真似るためにスリムダウンできる余地があるということでもある。

人間の世界で役立つように

ケンゴロウが役立つものになる理由はたくさんある。そのひとつに、ケンゴロウは非常に有能な衝突ダミー(衝突実験に用いられる人形)になる可能性がある(この話はケンゴロウが聞きたいものではないだろうが)。

いまのダミーには高機能センサーが付いているが、まだ受動的だ。ケンゴロウが衝突ダミーになれば、生きている人間の身体が衝突に対してどう反応するかをよりよくシミュレーションできるようになる。もちろん実現化するにはコストを下げる必要はある。もっと近い話では、ケンゴロウをロボットアームの設計に応用できるかもしれない。

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