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腕立て伏せや腹筋運動で汗をかくヒト型ロボット「ケンゴロウ」の実力 東京大学の情報システム工学研究室が開発(動画あり)

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腕立て伏せや腹筋運動で汗をかくヒト型ロボット「ケンゴロウ」の実力 東京大学の情報システム工学研究室が開発(動画あり)

しかし、ケンゴロウであれほかのロボットであれ、アクチュエーターは必ず熱を発生する。ケンゴロウが汗をかく理由はそこだ。モーターには穴があいた特製のアルミニウム製フレームが使用されているが、フレームの中には冷却水が循環しており、熱せられた水が蒸気になって外部に排出されることでモーターの温度上昇を抑えている。さらに、そのアルミニウムがフレームの強度を高めるというオマケがつく。

「汗をかく」構造のため、腕立て伏せを11分連続で行ってもオーヴァーヒートしない。VIDEO COURTESY OF IEEE SPECTRUM

それなのに、ケンゴロウはすこぶる身体が柔らかい。従来のヒト型ロボットに比べて6倍の自由度がある(関節自由度は114)。首の骨をポキポキさせるときのように頭を左右に動かすことができるし、グラグラした爪先で立つことさえできる。

これらはすべて、前述した「筋肉」のおかげであり、数個のモーターで関節を動かす既存のヒト型ロボットとは対照的だ。加えて、ケンゴロウには柔軟な脊椎がある。人間そっくりの腹筋運動ができるのは、この脊椎があるからだ。普通のヒト型ロボットに腹筋をさせてみるといい。レゴブロックの人形のような体の折れ方をするだろう。

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