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火星の表面のすぐ下に、「きれいな氷」が発見される 米探査機のデータ分析から明らかに

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火星の表面のすぐ下に、「きれいな氷」が発見される 米探査機のデータ分析から明らかに

 NASAの探査機「マーズ2020」は地中探査レーダーを搭載し、謎に包まれた火星の地層の上部を調べることが可能だ。欧州宇宙機関(ESA)の火星探査計画エクソマーズでも、地表から2mまでの土壌を採掘できるドリルを備えた探査機の2020年の打ち上げを予定する。

 もうひとつの選択肢は人工の隕石である。探査機をより大きな乗り物に乗せて火星の大気圏に送り込み、低高度で切り離して地表に着陸する方法が提案されている。

 着陸の衝撃で地下数メートルまで潜ることができれば、探査機への付着物を分析し、調査結果は火星の軌道を周回する人工衛星経由で地球に送れるだろう。ズレックは「この方法に関してはまだ技術が追いついていませんが、急速に進歩はしています」と話す。

 幸いなことに、科学者たちには火星の氷の貯蔵庫の位置を特定するのに、まだ時間が残されている。人類は深宇宙に足を踏み入れる前に、月へのミッションに再び取り組むだろう。

赤い惑星への到着は、楽観的なスケジュールでも2030年代になると見られている。着陸場所や滞在期間、何をもって行くかは、惑星に存在する資源とそれを得るのにどれだけの労力が必要かにかかっている。

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