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ジャガーの電気SUV「I-PACE」の「妥協なき実力」が、テスト車の試乗から見えてきた

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ジャガーの電気SUV「I-PACE」の「妥協なき実力」が、テスト車の試乗から見えてきた

 残念ながら、今回の試乗ではエアコンをオフにすることが求められていた。このためロサンゼルスの陽光の下で、車内はすぐにうだるような暑さになった。

内装も外装も最終形は「シークレット」

 だが、車体の外寸はかなりコンパクトであるにもかかわらず、前席と後席はいずれも広々としている。このクルマにはエンジンも排気管も燃料タンクもなため、ジャガーの設計者たちは車体の隅々に至るまで空間を有効に利用できたからだ。

ダッシュボードは厚手の黒いフェルトで覆い隠されている。ボディラインの見定めを困難にする外観のカモフラージュと同様に、最終的なインテリアデザインはまだ隠しておきたいというのが理由である。

 しかし、恐らくセンターコンソールにはタッチスクリーン式ディスプレイが収まり、エアコンやオーディオはそれを通じてコントロールできるはずだ。試乗の日には、サイドウインドウを下げて外気を取り入れながら走ったが、それでもEV特有の限りなく静かな走行感覚は十分に味わうことができた。

テスラの「モデルX」や、まもなく発表されるアウディの電気SUV「e-tron クワトロ」などと市場で争うために、ジャガーは性能面では一切妥協をしなかった。I-PACEは2基の電気モーターから約400馬力を引き出すことができ、0-60mph(0-96km/h)の加速にはおよそ4秒しか要しない。その加速は、パテルが右足を深く踏み込むたびに、頭がヘッドレストに押し付けられるほどだった。

90kWhのバッテリーパックによる航続距離は、250マイル(400km)を超えるという(コンセプトカーと同じ仕様が維持されればの話だが、おそらくそうなるだろう)。これはテスラのトップエンドモデルにも匹敵する航続距離だ。結果として、このクルマはお値段もトップエンドになりそうだが、ジャガーはまだ予定価格を明らかにしていない。

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