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GMの自律走行車は、あまりにも「用心深すぎる」かもしれない:試乗体験レポート

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GMの自律走行車は、あまりにも「用心深すぎる」かもしれない:試乗体験レポート

 1人はセーフティードライヴァーで、ブレーキペダルに足を乗せ、両手で軽くハンドルを握っている。もう1人は助手で、膝にノートパソコンを乗せている。穏やかな声で方向や警告の言葉を発したり、「Slack」で同僚にメッセージを送ったり、走行に関するメモを取ったりしている(これはグーグルの自律走行車部門のウェイモとは対照的だ。ウェイモはアリゾナ州フェニックス郊外で無人の自律走行車をテストしており、フェニックス郊外で、完全に無人のタクシーサーヴィスを立ち上げようとしている)。

 このため、すべてがとても安全に感じられた。周囲の歩行者や自転車の安全も確保されているように感じた。カーヴを曲がる自転車には十分なスペースを与えていた。車線をはみ出して追い抜くこともないし、何分間も自転車の後ろをゆっくり走っていた。さらに、チンチラは横断歩道に近づく人々に対して、とても慎重だった。道路を横断するように少しでも見えると、その瞬間、急ブレーキを踏んだのだ。

 試乗の終盤で、交差点を左折して横断歩道を横切ろうとしたとき、ベビーカーを押す女性が道路に向かって勢いよく歩いてきた。こちらに来ないでほしいと心のなかで願った結果、女性は方向転換し、別の横断歩道を渡った。そのとき、チンチラは交差点の真ん中で急ブレーキをかけた。

 クルーズの従業員たちからあとで聞いた話では、自律走行車は歩行者の行動を予測するようにプログラムされているという。しかし現時点では、いつも正しく予測できるわけではないようだ。

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