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実現しつつある超高速輸送システム「ハイパーループ」 米国の砂漠のど真ん中、建設現場に初めて潜入

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実現しつつある超高速輸送システム「ハイパーループ」 米国の砂漠のど真ん中、建設現場に初めて潜入

 ヴァージン・ハイパーループ・ワンが、真空チューブを利用した輸送システム「ハイパーループ」の試験施設を完成させた。『WIRED』US版は、メディアとして初めて現場に潜入。砂漠のど真ん中にできたチューブのスケール感と、その実現可能性はいかなるものだったのか。

PHOTOGRAPH COURTESY OF ALEXANDER ESSEVELD/VIRGIN HYPERLOOP ONE PHOTOGRAPH COURTESY OF ALEXANDER ESSEVELD/VIRGIN HYPERLOOP ONE

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2013年にハイパーループ構想が明らかになったとき、それはおなじみの「イーロン・マスクの無謀なアイデア」のひとつに過ぎなかった。つまり、わくわくするし、もしかしたら実現可能なのかもしれないが、どう考えても信じられない何かだ。

あれから5年。チューブを使った未来の輸送システムが。ネヴァダ州の砂漠地帯で現実のものになりつつある。

ラスヴェガスから北に35マイル(約56km)離れた建設地は、砂と岩、とげだらけの低木に囲まれ、はるか彼方には美しい赤みがかった山々を臨む。ヴァージン・ハイパーループ・ワンのための巨大な白いチューブがあっても、エンジニアたちがかわいがっている砂漠に住むカメを除けば、それほど人目を引かない孤立した世界だ。

シニアテストエンジニアのケヴィン・モックは「建設期間は約10ヶ月でした」と話す。現場取材が許可されたのは今回が初めてで、チューブの片側を歩きながらその長さを実感するのも初めてだ。

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