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巨大な荷物かご付き自転車で3週間を過ごしたら、交通の「スマートな未来」が見えてきた

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巨大な荷物かご付き自転車で3週間を過ごしたら、交通の「スマートな未来」が見えてきた

 カーゴバイク「Supermarche」は巨大な荷物ボックスを備えており、店舗における配達業務はもちろんのこと、大人ひとりで3人までの子どもを乗せながら家族の用事の大半を一度で済ませることができる。『WIRED』US版の記者がこの自転車を使って3週間を過ごしたところ、見えてきたのは「未来のモビリティ」のあり方だった。

PHOTO: BY MARIA LOKKE/WIRED US PHOTO: BY MARIA LOKKE/WIRED US

 カリフォルニア州に本拠を置く自転車メーカー、Yuba Bicyclesのカーゴバイク「Supermarche」に初めて乗ったとき、軽量かつ機敏な自分の通勤用自転車に比べると、扱いにくい牛のようだと感じた。しかし、数週間にわたってサンフランシスコの至るところを乗り回してみた結果、これこそが将来の都市交通だということがはっきりとわかった。

 このようなカーゴバイクは、軽量のユーティリティヴィークル(作業車両)だと考えよう。子どもを学校に送ったり、食料品を大量に積み込んだり、「コストコ」で大量に買った品物を家に運んだりするのに使うのだ。

 Yuba Bicyclesは、各種の積荷用アタッチメントを揃えている。試したのは最も汎用的なモデルで、100kgの荷物を積める竹製のボックスが前に付いている。後部のラックにはさらに約36kgを積むことができ、チャイルドシート用のブラケットか、クリップで取り付ける積荷用バッグを搭載できる。トータルでは、運転者の体重に加えて、約136kgの荷物を積むことができるわけだ。

ゆっくりと走るほうが「自然」に感じる

 ラッシュ時の混雑した道路でSupermarcheを操縦するのは、少し難しいことがわかった。しかし、自転車専用道路やガード付きの自転車レーン、あるいは車の少ない近所を走るときの取り扱いはもっと楽になる。

ゆっくりと進み、自分より大きいクルマや速いクルマに気をつけてさえいれば、非常に安全だと感じられる。Supermarche自体の重量がかなりあることを考えれば(車両重量は約26kg)、どちらにしてもゆっくりした速度の方が自然な感じだ。

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