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サンフランシスコ市が配達ロボットを規制、そのワケは

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サンフランシスコ市が配達ロボットを規制、そのワケは

 テック企業が集まるサンフランシスコ。配達ロボットメーカー各社が自社ロボットのテスト走行を始めているなか、市の監理委員会は配達ロボット対して厳しい規制をかけることを議決した。このシリコンヴァレーらしからぬ決定の背景とは?

配達ロボットを規制するという(PHOTOGRAPH COURTESY OF WIRED US) 配達ロボットを規制するという(PHOTOGRAPH COURTESY OF WIRED US)

 とどまることを知らないテック企業による富の拡大とパーカーを着る人々、そして29ドルのブリオッシュ。それがサンフランシスコである。そんな街が、配達ロボットに待ったをかけた。

 サンフランシスコ市監理委員会は、このほど犬や路上パフォーマーなどの障害物を自動で避けながら[日本語版記事]走行するロボットに対して、厳しい規制をかけることを議決した。今後スタートアップがロボットを走らせたいときは、まず許可をとらなくてはならない。さらに走行は歩行者の少ない工業地帯といった特定エリアに限られ、厳しいルールも課せられる。たとえ許可が下りても可能なのは研究目的の走行だけで、実際に配達を行うことはできない。

 これは、米国史上で最も厳しい配達ロボットへの規制かもしれない。そしてそれを実施するのは、自分のクルマを他人に駐車してもらう駐車代行アプリを生んだ都市なのだ。

配達ロボットを襲う歩道のカオス

 配達ロボットは駐車代行サーヴィスに少し似ている。ただ技術的にもっと発展したものであり、心理的な抵抗感も少ない。自律走行車と同様に、配達ロボットはレーザーなどのさまざまなセンサーを使って世界を認識する。客が加盟店に料理を注文すると、店員はロボットに品物を乗せて“発送”してくれる。

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