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「自律走行」が描く新しい通学の姿 運転手不足などスクールバスが直面する問題を解決か

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「自律走行」が描く新しい通学の姿 運転手不足などスクールバスが直面する問題を解決か

Teagueは、何カ月もかけて調査を行い、一度に最大で子ども6人を収容できる未来的な自律走行ポッドをデザインした。子どもたちがケンカを始めた場合は、離れた場所にいる大人がインターホン越しに叱りつけたり、ケンカが激しくなったら自動的にルート変更して病院に向かうこともできる。電車のように、前にも後ろにも進める。「ハンナ(Hannah)」という名称が回文なのはそのためだ。

余談だが、同じく回文の「オットー(Otto)」という名称は、すでにほかで採用されていたのだという(オットーは、米TVアニメ「ザ・シンプソンズ」に登場するバスの運転手の名前だが、自律走行トラックを開発する会社の社名にもなった。ちなみにこの会社はのちにUberに買収され、さらに機密情報のリークに関してグーグルの関連企業であるウェイモから提訴された[日本語版記事])。

PHOTOGRAPH COURTESY OF TEAGUE

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導入に向けた課題

デザイナーは、これが挑発的なコンセプトだと承知しているが、それよりも大きな真実を提示する役目があると考えている。それは、親が気楽にわが子を乗せることができてこそ、自律走行車は存在できるということだ。そして、まだ社会はそういう状況にはなっていない。

5月に実施されたピュー研究所の調査では、自律走行車の開発を大いにまたはやや支持しているのは39パーセントの人々だけだ。53パーセントは大いに、またはやや心配していた。自律走行車はまだ人を不安にさせているのだ。

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