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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

これらはすべて一般的なセキュリティを強化するための方法である。だが、パスワードの使い回しや、2段階認証を使っていないといったすきを利用してアカウントに侵入するような、最も(ときには感心するほど)単純な暗号通貨詐欺へのリスクを減らすうえで非常に有効になる。

1年以上前に現れ、最近また広がっているCryptoShufflerというトロイの木馬を見てみよう。暗号通貨絡みの詐欺がいかにシンプルになり得るかを示すいい例だ。

このマルウェアは、コンピュータ内に静かに潜伏してクリップボードを監視し、被疑者がビットコインのウォレットのアドレスをコピーするのを待ち続ける。ウォレットアドレスのような文字列が見つかると動き出し、その文字列を詐欺師のウォレットアドレスと入れ替える。何も気づかない被害者が入れ替えられたアドレスを使えば取引が成立し、コインは詐欺師の手に渡るという仕組みだ。

マルウェア対策ソフトがトロイの木馬の侵入を検知できなかった場合、このような攻撃を防ぐ最善の方法はすべてのトランザクションを注意深く監視し、資産を守る対策を講じることだ。データが危険にさらされていないか確認を怠らないようにするのである。

そして自分の基本対策が済んだら、次は友人は大丈夫か確認しよう。エコシステム全体がより安全になれば、悪人にとって標的としての魅力がなくなる。コーネル大学のサイラーは、「暗号通貨への投資を始める人を手助けすべきです。新しい分野ですから、参入者をサポートする必要があります」と話す。

幸運なことに、攻撃の大半から身を守る基本的なセキュリティ対策を取るために、あなた自身が暗号の専門家になる必要はない。そして冗談は抜きにして、ほかのことはともかく、ウォレットのシードだけはなくさないように。

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