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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

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仮想通貨は「身近な脅威」にさらされている 改めて知っておくべきビットコインのセキュリティ対策

「Mycelium Wallet」のように、よく使われているハードウェアウォレットとの連携が可能なアプリは、設定がより簡単だ。さらに、「Samourai Wallet」など一部のアプリは、より強固な暗号化やプライヴァシー機能を優先する。それでも、現時点ではアプリを過信して必要以上の額を入れておくべきではない。

これに加えて、秘密鍵をどこに保管するかもよく考える必要がある。秘密鍵は公開暗号方式で使われる一対の鍵のうち一般に公開されないほうの情報で、ブロックチェーンの更新の承認に必要なものだ。秘密鍵は常に暗号化し、ほかのことに使っているパソコンなどの周りに置いておくのは避けたほうがいい。

取引に関しても慎重な姿勢を保つべきだ。信頼に足る機関が山ほどある一方で、いかさまや詐欺師が暗躍していそうなICO(仮想通貨技術を使った資金調達)も多い。「OnceCoin」は今年ビットコインの競合として売り出された際に3億5000万ドル相当が買われたが、いまや詐欺と比較されるまでになっている。合法なICOでも期間中にフィッシング攻撃があったり、投資を検討している人たちを偽のウォレットに送金させるなどの詐欺が発生している(米証券取引員会が調査を進めているところだ)。

基本を忘れずに

デジタル世界で身を守るためにすでにやっている(もちろんやっていると思うが)小さなことはすべて、暗号通貨でも役立つことを覚えておくのも大切だ。大手取引所Coinbaseでセキュリティを担当するフィリップ・マーティンは、「顧客には安全性向上のために、基礎的かつお金もかからない対策を取ることを推奨しています」と言う。「電子メールにはパスワード管理ソフト、2要素認証、セキュリティが強化されたプロトコルを用いるといったことです」

さらに追加で対策を取りたいなら、Gmailで新しく導入された高度な保護機能をオンにすることや、携帯電話が盗まれた際にSIMカードと電話番号が悪用されるのを防ぐために、SIMそのものにパスコード(PINコード)を設定するのもお勧めだ。

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