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「もうすぐ地球に落ちてくる」中国の宇宙ステーション 科学者たちが予測した被害状況とは…

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「もうすぐ地球に落ちてくる」中国の宇宙ステーション 科学者たちが予測した被害状況とは…

落下地として特に人気の場所には、「太洋到達不能極」(Oceanic Pole of Inaccessibility)という、このうえない名前がついている、地球上でほかのどこよりも陸地から遠い南太平洋の一地点だ。

しかし、天宮1号の再突入は制御下ではないため、どこに落下するのかは誰にもわからない。それに、たとえ再突入フットプリントのサイズを計算する人が出たとしても、サイズがわかることと、落ちる位置を把握することはまったく違う。

リスクアナリストにわかっているのは、中国の天宮1号が現在、42.8度の軌道傾斜で地球を周回しているということだ。これは「北緯42.8度から南緯42.8度の間のどこかに落下する可能性がある」ことを示すが、経度はわからないとウィーヴァーは語る。天宮1号は地球のこの範囲全域の上空を通過しており、「この範囲内の人はすべてリスクがあります」と同氏は語る。

恐ろしそうに聞こえる話だが、実はそれほどでもない。小学校時代を思い出していただきたいのだが、地球は約4分の3が海に覆われている。つまり落ちてきたデブリは、約75パーセントの確率で海洋に落下する

専門家は心配していない?

海ならば、人が死んだり傷ついたりする可能性は基本的にゼロだ(シリコンヴァレーの資産家たちが、国際水域に大型の海上住居施設を建設し、永続的な準独立国家を建設しようとする動きもある[日本語版記事]が、まだ実現はしていない)。

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