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未来の戦闘車両は「窓がない」のが当たり前に? 米企業がARなど用い相次ぎ開発

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未来の戦闘車両は「窓がない」のが当たり前に? 米企業がARなど用い相次ぎ開発

 拡張現実(AR)や複合現実(MR)の技術が発達したことで、窓のない戦闘車両が開発され始めている。乗員のVR酔い対策や、センサー類をどうやって敵の攻撃から守るかといった課題もあるが、着実に実用化は近づいているようだ。

米軍は、その武器庫をさまざまな兵器で充実させようと努めている。ドローンやレーザー、そして、敵に向けてレーザーを放つドローン、そしてドローンを撃ち落とすためのレーザーなど--。

だが、未来の戦争について考える研究者たちが、なくそうと努力しているものもある。将来、戦場では見られなくなるものがあるとすれば、それは「窓」だ。

いまのところ窓は、重要であると同時に、厄介な代物でもある。乗り物がどこへ向かっているかを知るために、普通は窓が必要だ。しかし窓は、汚れるとその用をなさないばかりでなく、敵の攻撃にも弱い。新世代の陸上車両を開発している防衛関連企業が米国防高等研究計画局(DARPA)のプログラムに参加して、ある共通のテーマにかかりきりになっている理由もそこにある。そのテーマとは、「窓よ、さらば」だ。

レイセオンは2017年1月、DARPAの「グラウンド・Xヴィークル・テクノロジーズ」(GXV-T)プログラム(新型装甲車両開発計画)に提案する車両のプレヴューを公開している。これは窓をなくして、代わりにレーザーでマッピングした外界の仮想画像を用い、米軍兵士の安全性を高めることを狙いとしたものだった。

そしてハネウェルはこのほど、その競争相手となるシステムを発表した。こちらは拡張現実(AR)を活用して、車両オペレーターに対して周囲の環境に関する完全な感覚を提供することで、昔ながらの窓を不要にするものだ。

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