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米Uberが「空飛ぶタクシー」を2020年に試験飛行 その実現性を探る

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米Uberが「空飛ぶタクシー」を2020年に試験飛行 その実現性を探る

専門家も、乗客を運ぶドローンは技術的に可能だと説明している。新素材で軽量化し、電気推進力を分散することで(プロペラをいくつも付けるという意味だ)、ヘリコプターより騒音も大気汚染物質も少ない水平離着陸機をつくれるだろう。最新のコンピューター制御システムで飛行は容易になり、(規制関連の問題があるにしても)最終的には自動運転が実現するはずだ。

それでも、1時間で20人ほどを街の反対側に移動させる試験展開に向けた道のりは長く、コスト効率のために数千人の利用を前提とした本格サーヴィスの実施はさらにほど遠い。Uberは離着陸ポイントを結ぶ2地点間輸送を提案しているが、便数が増えれば離着陸ポイントの渋滞で乗客が待たされる問題も出てくるだろう。

離着陸地付近に乗客を最終目的地まで運ぶクルマの列ができるとすれば、通常の交通渋滞も考慮する必要がある。サンフランシスコでは配車サーヴィスのクルマが並列駐車をしたり、客を乗り降りさせるために自転車専用レーンをブロックするといった問題が頻発している。

いつの日か、“普通”のサーヴィスに?

市当局は乗客の乗り降りには専用ゾーンを利用する試験プログラムを実施することで、UberやLyftと合意に達したばかりだ。高層ビルの上空で、バッテリー残量がどんどん減るするなか空中待機を迫られるというのは、比較にならないほど困難な状況だろう。それでも、ロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティが、UberAIRへの支持を表明していることは救いである。

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