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米Uberが「空飛ぶタクシー」を2020年に試験飛行 その実現性を探る

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米Uberが「空飛ぶタクシー」を2020年に試験飛行 その実現性を探る

もちろんこれが実現するのは、Uberがまったく新しい輸送サーヴィスを展開するのに付き物の航空管制当局との折衝、適切なルートの割り出し、騒音といった問題を解決できればの話だ。そう、もちろん空飛ぶクルマもたくさん必要だ。しかし驚くべきは、Uberがこれらすべてをやってのける見込みが十分にあるという事実である。

Uberはこの信じられないようなプロジェクトが始まって以来、“空飛ぶタクシー”を可能にするシステムの構築を支援したいと言い続けてきた。Uberはクルマをつくったり交通規制をしないのと同じで、航空機の設計も航空管制官の雇用も計画していない。周囲がこうした課題に取り組むのをサポートし、次世代の輸送システムとなる可能性を秘めた交通手段の実現において、触媒のような役割を果たすつもりなのだ。

都市に「空飛ぶタクシー」を飛ばす難易度の高さ

既存の都市インフラに空飛ぶタクシーを組み込むのは、不可能ではないにしても、計り知れないほど難しい。まず、空は無人の空間ではない。ロサンゼルス上空は、すでに警察や報道機関などのヘリコプターであふれており、周辺には6つの空港がある。

オハイオ州立大学航空学センターを率いるセス・ヤングは、「回転翼をもつ飛行物体が都市圏の上空にいくつか現れるだけで、問題が生じるでしょう」と指摘する。

ヘリコプターは一般的に有視界方式(つまりちゃんと周囲を見て互いにぶつからないようにする)で飛行できるが、ロサンゼルスのような大都市では航空管制システムとの調整が必要になる。組み込まれる輸送機の数が数百に達する場合、システムは崩壊するだろう。Uberもそれは認めている。

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