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人工知能を積む「未来のランボルギーニ」は、スポーツ走行の楽しみ方をレッスンしてくれる

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人工知能を積む「未来のランボルギーニ」は、スポーツ走行の楽しみ方をレッスンしてくれる

AIがランボルギーニの扱い方を教えてくれる時代

 わざわざCEOが海を渡って大陸を越えてやってきたのは、ロボットを駆逐するためではない。そのメリットを取り入れるためだ。そのために、彼は自動運転研究の中枢であるスタンフォード大学を訪れ、スタートアップ企業の動向を注視している。つまり、現状を商機と見ているのである。

 「違う立場にいる」ということは、テクノロジーの進歩を無視することではない。あまり知られていないが、ランボルギーニには「富める人々に素晴らしい体感を」というミッションがある。この理念に、テクノロジーの進歩を活用しようとしているのだ。

 もちろん、誰も740馬力のエンジンなど求めてはいない。だが、ランボルギーニの抱える本当の問題は、その扱い方を知る人がごくわずかしかいないということだ。自らの運転スキルへの過信が衝突につながった例には事欠かない。用心深い人は数十万ドルも支払ってスリルを体感しようとは決してしないのだ。

 ランボルギーニは、こうした場面でAIが役に立つと考えている。コンピューターを使ってドライヴァーの安全を保ちながら、アクセルを踏み込んだり、素早くギアチェンジしたり、鋭くハンドルを切るタイミングを示そうというのである。

 「クルマを買うきっかけになるでしょう。楽しさを感じられ、絶対に怖い思いをすることはありません。顧客にとって指導教官のようなツールになりえます」と、チーフエンジニアのマウリツィオ・レジアーニは言う。

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