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「オスプレイ」の進化形「V-280」の試作機が完成 米軍輸送ヘリの後継有力候補に

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「オスプレイ」の進化形「V-280」の試作機が完成 米軍輸送ヘリの後継有力候補に

快適すぎるコックピット

「おっ、これはすごい」--。テキサス州アマリロにあるベルヘリコプター・テキストロンで、小さなドアを通り抜け、天井が高くて照明の明るいV-280の組み立てハンガーに入った瞬間、思わずそう口走った。

このティルトローター機の外観は、ほかの軍用機とはあまりにもかけ離れていたのだ。うっかりするとSFドラマ『GALACTICA/ギャラクティカ』(原題:Battlestar Galactica)の小道具係が考え出した空想上の航空機と混同しそうになる。

「本当にすごいんですよ」と、ベルの組み立て作業担当副社長、シャノン・マッセイは笑いながら同意した。どうやらそのようなリアクションには、すっかり馴れているようだ。

確かにV-280は、既存のどの航空機とも違っている。1980年代の終わりに設計された、途方もなく複雑なV-22オスプレイと比べると、V-280はより小さく、シンプルで安価につくることができる。ベルは、ボーイングとの共同プロジェクトでV-22をつくったときの経験を生かして、組み立てとメンテナンスを楽にすることを念頭に置きつつ、白紙の状態からV-280を設計してつくり上げた。

翼の下をくぐってコックピットに足を踏み入れると、まず驚かされるのは、ほぼ全面がガラス張りになっていることだ。これならV-280の操縦士たちは、自分が飛んでいる空域(あるいは戦場)の全体を見渡すことができるだろう。

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