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火星を覆う美しい砂丘 しかし…その「砂」はどこから生まれるのか?

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火星を覆う美しい砂丘 しかし…その「砂」はどこから生まれるのか?

130mを超える青黒い砂丘と、周りに広がる10m程のベージュ色の波紋。この独特の青色は、玄武岩質の砂によるものだとされる。米航空宇宙局(NASA)の「マーズ・リコネイサンス・オービター(MRO)」によって撮影された。PHOTO COURTESY OF NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona

砂が「生まれる」場所

このように、火星の美しい地形は、風が運ぶ「砂」によって形成されたものが多い。砂粒は風に吹かれると地表を転がり、道中でほかの粒とぶつかり合う。この繰り返しが砂粒をすり減らし、やがて火星の地表を覆う砂塵を生み出すのだ。しかし、このプロセスはやがて砂粒を粉砕してしまう。現在の火星でも砂丘が見られるということは、どこかで砂が形成されているということになる。

2017年10月上旬にMROから送られてきた画像が、その謎にヒントを与えてくれた。上記ギャラリーの4枚目に写っているのは、火星の北部低地と南部高地の間にある盆地。青黒い岩盤が削られて、青い砂粒が形成されていることが確認できる。この独特な色は、地層のミネラル成分によるものだ。つまり、この地域で形成された砂が、画像の右側から中央にかけて下る斜面を転がり、画像左下に見える波紋をつくり出したということになる。

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