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まるで鳥…2足歩行ロボットのいま 効率的と安定を追求した結果「ヒクイドリ」の歩行に(動画あり)

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まるで鳥…2足歩行ロボットのいま 効率的と安定を追求した結果「ヒクイドリ」の歩行に(動画あり)

Atriasは人間と同様の歩行が可能だが、運動効率の点では決して優れていなかった。そこで、ハーストが取り入れたのは、数学の応用だ。そして、結果としてたどり着いたのは、偶然にも、鳥のように見える脚だった。「この結果にわたしたちは安心しましたし、見込みがあると思っています。わたしたちは、動物たちの脚が現在の形になっている理由の一部を理解し始めたのかもしれません」と、ハーストは述べる。

偶然がもたらしたロボットの生物学的模倣(バイオミミクリー[日本語版記事])。関節ごとや骨ごとに正確に模倣したわけではなく、効率や安定性を追い求めた結果として生まれた一致。ここからわかるのは、人間の環境で適切に機能する2足歩行ロボットを設計することとは、必ずしも人間そっくりに見えるものを設計するのではなく、物理法則が許すなかで最も効果が高いプラットフォームを作成することだということだ。

「2足歩行」に意味はあるか?

現時点における2足歩行ロボットは、平面でさえ歩くのに苦労するほどだ。しかも、速度も追求できていない。ましてや階段になるとどうなるか? 大金を費やして生み出したロボットをポンコツにするのに、これほど優れた方法はないといっていい。

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