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「男の仕事」はロボットに奪われ、「男であること」を時代遅れにする 労働の価値はどう変わる?

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「男の仕事」はロボットに奪われ、「男であること」を時代遅れにする 労働の価値はどう変わる?

 伝統的に男性が従事してきたブルーカラーの仕事がロボットに“奪われ”、「男であること」が時代遅れになる。そのとき「男たち」はどうすべきなのか、労働の価値はどう変わるのか。

IMAGE: HO YEOW HUI/123RF

 ロボットが人間の仕事を奪いつつある。ただし、すべての職種ではない。農業や工場労働、建設関連、運送業など特定の分野、つまり伝統的に男性が従事してきたブルーカラーの仕事である。

 オートメーションが経済にとどまらず、文化やアイデンティティー、さらにはジェンダーに関わる問題になってくるのはこのためだ。何百万人もの男たちが世界中で恐怖に怯えている。

 彼らは安定した生活だけでなく、金持ちになれないならせめて男らしい仕事で食べていくべきだという価値観が支配する社会で、自らの存在意義や尊厳の拠り所を失おうとしている。金持ちでもマッチョでもないなら、高速道路における木の馬車のようにまるで役立たずの代物になってしまう。

 人類には希望もあるが、実現は難しい。オートメーションへの反応は、21世紀という時代の“不安定な思春期”である現代において、男(もしくは女)であることをいかに捉えるかによる部分が大きいからだ。

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