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自分の傷を自分で“治す”--自己修復機能のあるロボット、ベルギーの大学が開発

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自分の傷を自分で“治す”--自己修復機能のあるロボット、ベルギーの大学が開発

ソフトロボットの本質は、それが人に危害を加えることなく人と相互作用したり、トマトのような潰れやすいものを摘まみ上げたりすることができる点にある。

さらにソフトロボットはコンパクトに収納可能だ。長さ4フィートのソフトロボットのアームをぺしゃんこにして、従来のロボットアームより格段に少ないスペースで出荷することが可能だ。そして、それはさまざまな場所に送り込まれるソフトロボットにとって重要なことである。

「修理のために撤退させる必要のないロボットがつくれるのです」と ソフトロボット関連製品会社ニューボティクスのロボット工学者ジョン・ポンパはいう。「もし何らかの欠陥が見つかった場合に、ロボットの素材がある種の自己修復を行えるのであれば、極限環境で彼らを使ういい理由になるでしょう」

ソフトロボットをロケットにコンパクトに詰め込んで火星へ送り、人の居住に備えて建設工事を行わせるとしよう[日本語版記事]。もしミッションの最中に素材が破れて縮んでしまうようであれば面倒なことになる。しかしテリンの研究チームは、傷ついたソフトロボットを自ら縮ませ、傷を修復するために加熱させることも理論上は可能だということを示した。これによって浮くのは、莫大な費用と心痛だ。

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