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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

 「誰かがすべてを再現できるかどうかといえば、もちろん答えはイエスです。そこがポイントなのですから」とサイドルは話す。「ただし、ロボットをつくるより安価で手っ取り早い金庫破りの方法はいくらでも存在します」(乱暴なところでは、バール大きなハンマーでこじ開けるという手もある)。

 DEF CONでは、プレゼントされた金庫より新しくて大きい160ドルのモデルで実演が行われた。サイドルによれば、会場のラスヴェガスで小さな金庫を調達できなかったためだという。この大きなモデルはダイヤルと鍵で二重にロックされている。ところが驚いたことに、ある古典的な手法で鍵を開けることができた。BICのペンのプラスティック製胴軸を鍵穴に差し込んで回すというものだ。「圧勝でした」とサイドルは振り返る。「彼らは、まったく役に立たないセキュリティーを追加したのです」

 ただしサイドルは、本当にセキュリティーの高い金庫はまだ試していないことを認めている。たとえば、もっと高価なブランドは3つ目のローターの刻み目でヒントを与えるようなことはしていないかもしれない。それでも、ほかのトリックを駆使すれば総当たり攻撃の所要時間が大幅に短縮される可能性はあるという。

 高価な金庫への挑戦についてはほかのDIY愛好者たちが引き継いでくれたらうれしいとサイドルは述べている。「わたしのロボットを複製する人が現れるかどうかはわかりませんが、パート1とパート5だけを取り入れ、別の金庫に応用する人はいるのではないかと思います。わたしはそれだけで満足です」

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