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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

セキュリティーの限界

 セントリーは、『WIRED』US版に送ってきた声明文のなかで、自社の金庫に脆弱性があることを否定しなかった。ただし、相手がこれほどマニアックでなければ、同社の金庫が簡単に破られることはないと主張している。

 「今回の場合、途方もない労力と時間がつぎ込まれています。そして結局、金庫を開けるには、管理された環境と適切なツール、高度な専門知識が必要でした」と声明文には書かれている。「当社の製品はこうした条件下で、設計通りの役割を果たしました。普通の人が金庫破りの現場ですべてを再現するのは、たとえ可能だとしても、現実的にはとても難しいでしょう」

 サイドルはこれに対し、ロボットの複製は誰でも可能だと反論している。安価なオープンソースの部品でロボットをつくったのは、ほかでもないそのためだ。ただし、サイドルが金庫破りを実演してみせ、ロボットのつくり方を公開したのは、もちろん強盗たちを助けるためではない。これは悪気のないDIYであり、安価な金庫のセキュリティーの限界について警告することが目的だという。さらに、もっと広い意味では、安価なロボットの時代が到来し、物理的なセキュリティーの性質が変化していることを示すという意図もある。

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