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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

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自作ロボットがわずか15分で金庫を破る 変わりつつある「セキュリティ」の在り方

 サイドルと同僚たちは早速、金庫破りロボットの開発に取り掛かった。そして4カ月後、市販の部品と3Dプリントした部品で、人の手を借りずに金庫を開けられる完全自動のデヴァイスを完成させた。金庫破りにかかる時間は最長73分、平均時間はその半分だという。事実、サイドルが『WIRED』US版に送ってきたデモ動画ではわずか15分で金庫が破られた。7月のサイバーセキュリティー会議「DEF CON」では、金庫破りの実演が行われた。

 サイドルはロボット開発の過程で、比較的安く人気が高いこの金庫の脆弱性をいくつも発見した。しかし、サイドルが得た教訓は、特定の金庫がもつセキュリティー上の欠陥だけではない。物理的な防犯設備のメーカーに新たな現実を突き付けたのだ。自動化されたツールで金庫や鍵を開けられるということは、そうしたツールが容易に入手できるいま、人々はこれまでより被害に遭いやすいという現実である。

 「わたしのようなオタクたちがさまざまな手を使い、こうしたことを試みるようになるでしょう」とサイドルは話す。「ツールはどんどん安価になり、オタクたちは勇敢に難題と取り組んでいます」

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