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「世界で最もプラスティックゴミの密度が高い場所」は、世界遺産の無人島だった:調査結果

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「世界で最もプラスティックゴミの密度が高い場所」は、世界遺産の無人島だった:調査結果

 プラスティックゴミが世界で最も高い密度で堆積している場所は、すべての大陸から5.000km以上離れた南太平洋の「絶海の孤島」であることがわかった。世界遺産にも指定されているこの島には、海岸線1mごとに26個の新しいゴミが毎日打ち上げられているという。

PHOTOGRAPH COURTESY OF UNIVERSITY OF TASMANIA

1950年代にプラスティックの大量生産が始まって以来、年間生産量は300倍に増えた。リサイクルも進んでいるとはいえ、最終的に海に集まるプラスティックゴミは増加し続けている。海に流出するプラスチックゴミは、年間1,270万トンと推測されている[日本語版記事]。

米科学アカデミー紀要(PNAS)のオンライン版に5月15日付けで発表された論文によると、人々の生活からはるかに遠く離れた「絶海の孤島」にまで、膨大な量のプラスティックが流れ着いていることがわかった。論文はタスマニア大学の海洋・南極研究所(IMAS)の研究員らによるものだ。

ヘンダーソン島は、ニュージーランドとペルーの真ん中付近にある南太平洋のピトケアン諸島に属する島で、ユネスコの世界遺産に指定されている。面積約37平方キロメートルの珊瑚礁の島であるヘンダーソン島は、ユネスコによると、隆起環礁の生態系が残っている最も優れた例のひとつだという。

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