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「プラスチックを食べる幼虫」は、環境汚染対策の切り札となるか?

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「プラスチックを食べる幼虫」は、環境汚染対策の切り札となるか?

 ケンブリッジ大学とスペインの研究所は、プラスチックを食べて、わずかな時間で分解できる幼虫を発見した。プラスチックが原因となる環境汚染の、有効な解決策につながる可能性がある。

うじ虫のエサとして、プラスチックを与えよう。将来うまくいけば、幼虫がビニール袋やペットボトル、そしてポリエチレンの買い物袋が、自然に還るのを助けてくれるだろう。

「Current Biology」で発表されたある研究の著者たちは、ミツバチの巣の寄生虫として知られるオオハチミツガ(Galleria mellonella)の幼虫が、プラスチックを食べて分解できることを発見した。今回の発見により、分解に非常に長い時間を要するプラスチックが原因となる環境汚染の有効な解決策が見つかる可能性がある。

「自然には驚かされます」と、スペイン学術会議のフェデリーカ・ベルトッキーニは言う。「身近なものから、わたしたちは(プラスチックによる環境問題の)解決策を見つけました」

研究は偶然始まった

ケンブリッジ大学がスペインのカンタブリア生物医学・バイオテクノロジー研究所との協力で行った研究は、偶然始まった。アマチュア養蜂家でもあるベルトッキーニが、ミツバチの巣箱から蜜蝋の寄生虫を除去しようとしたときのことだ。

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