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ドローン宅配が実現してもトラック運転手の仕事がなくならない理由

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ドローン宅配が実現してもトラック運転手の仕事がなくならない理由

 UPSはフロリダ州で、停車中のトラックから個々の家にドローンで配達するテストを行った。同社試算によれば、運転手のそれぞれが運転する距離が約1.6km短くなるだけで、年間5,000万ドルの節約になるという。

「未来のドローン宅配」と聞くと、アマゾンの倉庫からクアッドコプターたちが、まるで悪い魔女の城から空飛ぶサルたちが飛び立つように出てくるところをイージしてしまうかもしれないが、そうした人たちは期待外れだと感じるだろう。荷物配達のクアッドコプターは、受取人の自宅からそう遠くない場所に停車したトラックから飛び立つことになりそうだ。

それ以外の方法は、現実的とはいえない。効率性をとりわけ重視するUPSやアマゾンのような企業にとって、辺鄙なところにある倉庫からドローン軍団を展開するというのは時間の無駄だ。配送後にドローンを倉庫まで戻すのにもエネルギーがいる。それに、トラックが不要になるわけでもない。ドローンは数kg以上の荷物は運べないからだ。

だが、トラックにドローンを積んで行き、目的地までのわずかな距離だけでもドローンで配達できれば、運転手は随分助かる。駐車して、トラックから降り、持っていく荷物を見つけ、配達先まで歩いて戻って来る手間が省けるからだ。新聞配達の少年が自転車で通りを進みながら、各家の前庭に新聞を投げ込んでいくようなものだ。

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