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いま、世界の大企業は「AI人材」を食い尽くそうとしている

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いま、世界の大企業は「AI人材」を食い尽くそうとしている

 GE、サムスンのようなメーカー企業から、グーグル、フェイスブック、ツイッターのようなIT企業まで。大企業はいま、世界のAI人材を集めまくっている。そこには、米大統領選の影響も見逃せずある。

ゼネラルエレクトリック社(GE)は、ジェットエンジンや風力タービン、医療機器を製造している。しかし、124年の歴史をもつ業界大手のGEも、デジタル時代に向けて変貌しつつある。GEはかつては手に入れられなかった生産工程に関する知識を得るべく、これらのハードウェアからデータを引き出すソフトウェアをつくり出そうとしている。

問題は、すべてのデータを分析するのは困難で、それを実現するために必要な人材が不足しているということだ。それゆえ、GEはいま、人材を探している。

同社は、バークレーに拠点をおく機械学習のスタートアップ、Wise.ioを買収しようと未公開の金額を支払ったばかりだ。GEの最高経営責任者(CEO)、ジェフ・イメルトは、天体物理学者が多く在籍するWise.ioを歓迎してこう語る。「(Wise.ioには)30人がいますが、彼らは航空データの分析に向いている。彼らは、本当にすごい」

これは、GEとイメルトにとって、そしてGEの顧客にとって素晴らしいことだ。しかし、仮にあなたが、オペレーションに人工知能(AI)を導入しようとしている小規模のソフトウェア会社であったらどうだろう? Wise.ioは、「AIを民主化する」こと、つまり、機械学習サーヴィスを構築するために誰でも使えるツールをつくることを使命に掲げていたが、それがいまではGEのなかに姿を消しつつあるのだ。そして、機械学習が、ソフトウェア世界で競争力を維持するための最も重要な方法であるいま、それは注目に値する。限られたAI人材を奪い合う闘いにおいて、GEのような企業は圧倒的に有利な立場にある。

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