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6,500万年前に恐竜を滅ぼした小惑星衝突の「タイムライン」が明らかに

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6,500万年前に恐竜を滅ぼした小惑星衝突の「タイムライン」が明らかに

 6,500万年前に地球に衝突した小惑星は、この惑星の様相を根底から覆す壊滅的な出来事を次々に引き起こしたようだ。地球物理学者からなる調査隊が、その調査結果を発表した。

メキシコのユカタン半島に確認できる「チクシュルーブ・クレーター」。写真の左上の地上から海にかけて続いていることが確認できるその直径は、約170kmにも及ぶ。

6,500万年前、ユカタン半島に衝突した直径約12kmの小惑星(火星の衛星ダイモスと同じ大きさだ)は、恐竜絶滅の大きな原因のひとつとされている。その衝突は非常に破壊的なもので、19万ギガトンの核爆発に匹敵するエネルギーを放出したという。参考までに挙げると、これまでに製造された最も強力な爆弾「ツァーリ・ボンバ」の爆発力ですら、わずか20分の1ギガトンだった。

小惑星が衝突したことが最も明白なものとして残る痕跡が「チクシュルーブ・クレーター」だ。ロンドン・インペリアル・カレッジの地球物理学者たちの調査隊はこのクレーターを調査し、地球の様相を変え新しい生態系の発生を促したこの大災害がどのように起きたかを明かしている。

テキサス大学オースティン校のショーン・ギューリックの率いる調査隊は、海面下にまで及ぶクレーターのさまざまな深さにおいてボーリング調査(地下の岩石標本の抽出)を実施した。

深さ506メートルから採取された標本は、小惑星が衝突したのちの非常に長い時間、5,600万年~3,400万年の年月をかけて沈殿した堆積物だと判明した。調査隊が掘り進めば進むほど、地殻の奥底に由来する花崗岩によって構成される結晶質基盤の存在がより多く発見された。

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