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「リンゴは芯まで食べるとカラダに悪い」という教え その科学的根拠とは

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「リンゴは芯まで食べるとカラダに悪い」という教え その科学的根拠とは

 リンゴやアンズなどの種には、体内で有毒なシアン化物に変わる物質が含まれている。数個摂取しただけで健康を害することはないが、シアン化物には人を死に至らしめる力がある。

あなたのお母さんが「リンゴの芯は食べちゃだめよ」と言っていたのにはちゃんと意味があった、ということだ。

リンゴの種には「青酸配糖体」と呼ばれる物質が含まれている。そのひとつがアミグダリンで、腸内細菌によってシアン化物に変わる。このシアン化物は、人を死に至らしめる力をもつ。

ただし、リンゴ1個分の種では、少し気分が悪くなる程度のシアン化物さえも生成されない。

モモやアンズ、サクランボ、アーモンド、ウメ、ビワなどにも、アミグダリンが含まれる。だが普通は、アミグダリンが含まれている果物の種を丸ごと食べることはないし、アーモンドにも、害を及ぼすほどのアミグダリンは含まれていない。

青酸配糖体が毒性を発揮するためには、たとえばサクランボの種を、細かい粉状になるまで噛むか、すりつぶさねばならないだろう。アミグダリンを含む種を食べすぎて具合が悪くなる子どもはたまにいる。だが、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院で栄養健康センターを率いる登録栄養士のケイト・スウィーニーによれば、それは極めてまれなことで、一般的な量を明らかに超える量を摂取しなければ問題は起きないという。

大量のアミグダリンを摂取したときに体内で生成されるシアン化物は、研究室でつくられるシアン化物とまったく異なる。

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