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巨大地震を「月の満ち欠け」で予測できる可能性 東大研究チームが発表

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巨大地震を「月の満ち欠け」で予測できる可能性 東大研究チームが発表

 1万以上のデータを検証した結果、マグニチュード8.2以上の巨大地震12例のうち9例は、地球潮汐が最大となる大潮の日だったという東大チームによる研究結果が発表された。

PHOTO: wattanaphob kappago / 123RF

月の潮汐力は、ある程度の運動を地球の地殻に引き起こせるほどの力をもっている(「地球潮汐」とよばれる現象で、地表面は1日2回、20cm程度の上下変動を繰り返している。地震が発生する地下数十kmにも影響し、断層には数十~数百ヘクトパスカルの力が加わるという)。

潮汐が地震の引き金となりうるかどうかについて、科学者たちは以前から推測をめぐらせてきた。そして、学術誌『Nature Geoscience』に9月12日付けで発表された最新の研究は、これが本当である可能性を示唆している。少なくとも、最大規模の地震に対しては。

潮汐は、月の軌道運動が地球の自転よりもずっと遅いせいで起こる。地球上のある場所が月の下を通ったときに発生するのが満潮だが、太陽も(ずっと弱いとはいえ)、潮汐に影響を与える。太陽と月が一列に並ぶとき、それらによる重力の影響は結合して「大潮」を発生させる。

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