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世界初! 「遺伝子改変キャベツ」パスタを食べてみた その味は…

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世界初! 「遺伝子改変キャベツ」パスタを食べてみた その味は…

 スウェーデンの研究者が、革命的なゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」を用いて遺伝的に改変されたキャベツを試食した。これはどうやら、世界初の出来事のようだ。

CRISPR-Cas9を使った「遺伝子改変キャベツ」パスタ

これが世界初の「CRISPR-Cas9キャベツパスタ」だ。PHOTOGRAPH BY STEFAN JANSSON @ UMEA UNIVERSITY

スウェーデンはウメオ大学の植物学の専門家、ステファン・ヤンソンにとって、その夕食の質素なパスタは間違いなく小さな一歩だった。しかし、このスウェーデンの科学者は、これが人類にとっての大きな一歩ともなることを期している。

実際、料理を飾っていたキャベツにはある独自性があった。「CRISPR-Cas9」を用いて誕生したのだ。CRISPR-Cas9は、今後、医学・生物学の世界に革命を起こすことが期待される非常に精度の高い遺伝子工学の最新テクノロジーだ。そして、ヤンソンが同大学のプレスリリースに語ったところによると、それは世界で初めて食べられたCRISPR-Cas9の料理であるかもしれない。

このキャベツの種そのものは、ヤンソンがつくったわけではない。彼が『サイエンス』誌に語ったところでは、それは匿名希望の外国人の同僚から届いた。実際、この遺伝子改変キャベツの栽培そのものが完全に合法かどうかは明らかではない。EUはまだCRISPR-Cas9で遺伝子改変された生物がGMO(遺伝子組み換え作物)とみなされるべきかどうかを決定できていない。したがって、現在はまだ、その栽培が許可されているかも定まっていないのだ。

ただし、スウェーデンではそうではない。いまのところ、スウェーデンの当局にとって明らかで、「生物が外来の、すなわち異なる種に由来するDNAを含まないならば、遺伝子組み換え作物ではない」のだ。

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