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「文化的侵略」「世も末」…スタバの進出を嘆くイタリアの人たち

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「文化的侵略」「世も末」…スタバの進出を嘆くイタリアの人たち

 スターバックスが、エスプレッソ文化を誇るイタリアに進出し、ミラノに1号店をオープンする。しかし現地では「文化的侵略」ととらえる否定的なツイートが多く、「世も末」と嘆く声もある。

写真は「イタリアン・エスプレッソのグル」とも呼ばれたエルネスト・イリー。イリー社の2代目として辣腕を振るい2008年に亡くなった彼が生きていたら、果たしてどうコメントしただろう? REUTERS/AFLO

米国流のコーヒーの飲み方は以下の通りだ。店に入ってラテ(シナモンやミント風味のシロップが振りかけられていることが多い)を注文し、好きな席を選んでのんびりし、ちびちび飲んで贅沢なひとときを過ごす。座り心地のいいソファに座ってWi-Fiを楽しんだりもする。ノートPCを片手に2時間仕事をしようとすることもある。

イタリア流のコーヒーの飲み方は違う。エスプレッソバーに立ち、最新の出来事やスポーツについて5分ほどおしゃべりし、その場で飲み干す。それから、外に出る。店でのんびり過ごしたり、急ぎ足で職場に向かいながら飲んだりすることはない。

両国の文化にはこのような大きな違いがあるが、スターバックスの最高経営責任者(CEO)ハワード・シュルツは、自身が創設した世界的に有名なコーヒーチェーンのアイデアは、33年前にイタリアを旅したときの経験から得たと述べている(日本語版記事)。そして同社は2017年にイタリアに進出し、ミラノに1号店をオープンする予定だと発表した

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