産経WEST

【ビジネスの裏側】やわらかくても見た目が大事 広がる高齢者向け食品市場

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【ビジネスの裏側】
やわらかくても見た目が大事 広がる高齢者向け食品市場

高齢者でも食べやすい加工食品が並ぶ売り場=大阪市中央区の明治屋大阪なんばストアー 高齢者でも食べやすい加工食品が並ぶ売り場=大阪市中央区の明治屋大阪なんばストアー

 8年から高齢者用の食事を手がける、ふくなお(大阪市阿倍野区)は現在約60種類の介護食を販売し、全国の病院や老人ホームなどで採用されている。すりつぶしたニンジンやブロッコリーを、本物そっくりに成形しているのが特徴。在宅介護の普及などを受け、楽天市場内に通販サイト「やさしさキッチン」を開設して約20種類を販売している。

 このほか、やわらかい白米や総菜類など温めるだけで食べられる商品なども扱っており、年末にはお節料理も販売している。ふくなおの担当者は「料理を見て『おいしそう』と思うと食欲がわくので、見た目にはこだわっている」と話す。

     

 市場調査会社の矢野経済研究所によると、歯が弱くても食べやすくした高齢者用の加工食品の市場規模は29年度は前年度比7・3%増の668億円。高齢化の進展などにより、34年度には831億1800万円まで伸びると予想している。

このニュースの写真

  • やわらかくても見た目が大事 広がる高齢者向け食品市場

「産経WEST」のランキング