産経WEST

【エンタメよもやま話】米不動産バブル、西海岸の街は「ホームレス」&「人糞」だらけ サンフランシスコの嘘のような話

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【エンタメよもやま話】
米不動産バブル、西海岸の街は「ホームレス」&「人糞」だらけ サンフランシスコの嘘のような話

“不動産バブル”のせいで増加するホームレスの人糞に悩むサンフランシスコ市で9月から「プープ・パトロール(ウンコ・パトロール)」が活動を始めるとのニュースを報じる米紙サンフランシスコ・クロニクル(電子版8月14日付) “不動産バブル”のせいで増加するホームレスの人糞に悩むサンフランシスコ市で9月から「プープ・パトロール(ウンコ・パトロール)」が活動を始めるとのニュースを報じる米紙サンフランシスコ・クロニクル(電子版8月14日付)

 現在、市には“通りに人糞がある”との苦情が1日あたり65件もあるといいます。既に今年1月1日から8月13日までで、苦情の累計は1万4597件。10年前の400%増です。

 公的団体の調査によると、2017年時点で、市の人口88万4000人に対し、ホームレスの数は7499人。うち49%はダウンタウンで生活しているといいます。

 その状況を詳しく調べようと、地元のテレビ局NBCベイエリアが今年2月、取材チームを組んで、市内の153ブロックを3日間にわたり、くまなく調査しました。すると驚愕(きょうがく)の事実が明らかになりました。

 ほとんどの通りには巨大なごみの山や食べ物が。さらにダウンタウンの一帯では、捨てられた注射針100本、人糞300個が見つかったのでした。

 この状況について、米カリフォルニア大学バークレー校の教授で、感染症やワクチンに関する専門家で知られるリー・ライリー氏は8月1日付のNPR(米公共ラジオ局、電子版)に「(通りの)汚染状況は、ブラジルやケニア、インドよりもずっと悪い」と呆れました。

 ライリー教授は、世界の最貧困地域における極端な貧困状況が、そこに住む人々の健康にどのような影響を与えるかという研究にも従事していることから、この発言、全米でリアリティーを持って受け止められているのです。

■うんち原因、C型・B型肝炎、HIVに…

 ライリー教授によると、こうしたホームレスの人糞が乾燥すると、乳幼児に激しい下痢の原因となるロタウイルスといった危険なウイルス感染の危険があると指摘。さらに、廃棄された注射針でけがをすることなどで、C型肝炎やB型肝炎、さらにはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)への感染が拡大する恐れがあると警告しました。

 というわけで、ロンドン・ブリード市長と、市の公共部門の責任者ムハンマド・ヌル氏が協議し、「プープ・パトロール」が登場することになったというわけです。

うんち汚染…メディア「原因は“不動産バブル”だ」

関連ニュース

「産経WEST」のランキング