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【虎のソナタ】新井、小林繁…それぞれの「引き際の美学」 広島の「諦めないガッツ」で思い出した

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【虎のソナタ】
新井、小林繁…それぞれの「引き際の美学」 広島の「諦めないガッツ」で思い出した

巨人から移籍した小林繁は阪神の5年間で自分の命を削っていた 巨人から移籍した小林繁は阪神の5年間で自分の命を削っていた

 若いトラ番竹村岳がマツダスタジアム入りして、通路で広島の丸選手と偶然にスレ違った。

 実は竹村は丸選手をまだ単独取材はしたことがない。球場で顔は合わせるが別にお好み焼きを2人だけで食いにいったわけでもない。なのに丸選手はアノさわやかな顔であいさつをしてくれたのだ。

 「僕は思わず、自分の後ろに誰か広島の選手か関係者がいて、その人物に声をかけたのか…と思いました。ところが誰もいない。あきらかに僕に笑顔でそんな感じの声をかけてくれたんですョ。なんか“広島の強さの一端”を垣間見た気がしました…」

 感激屋の竹村はこの日、41歳で引退を決意して「記者会見」をした新井貴浩内野手についても「FAで新井さんが阪神を選んだとき、中学2年生でした。それ以来ズッとあの練習漬けのまじめさにも憧れてましたよ…」と付け加えた。

 赤ヘル担当の柏村翔は「たしかに新井さんは今のチームを支える若い選手がほとんど手本として、同時に尊敬してますョ。このチームの雰囲気が強さの原点なんです」とサラリといっていた。

 何が言いたいのか? といえば、ウチの若い連中はカープを語るときにその“心のありよう”をそんな風に表現する。今、まさに旬の味がする赤ヘルの若さ。彼らが新井との絆をとても大切にしていることを柏村記者は強調してきた。

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