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「この世界の片隅に」の片渕監督がゼロ戦を語る 映画の舞台・広島・呉で講演

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「この世界の片隅に」の片渕監督がゼロ戦を語る 映画の舞台・広島・呉で講演

 ゼロ戦について語るアニメ映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督(右)=1日午後、広島県呉市の大和ミュージアム  ゼロ戦について語るアニメ映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督(右)=1日午後、広島県呉市の大和ミュージアム

 戦時下の日常を描いたアニメ映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督が零式艦上戦闘機(ゼロ戦)について語る催しが1日、映画の舞台となった呉市の大和ミュージアムで開かれた。航空技術史を研究する片渕監督は、呉市の経済界の資金で製造され、ソロモン諸島ガダルカナル島に墜落した機体にまつわるエピソードを紹介した。

 片渕監督はガダルカナル島の密林で2008年に見つかったゼロ戦が、パプアニューギニアにあった別の機体の部品を再利用した形跡があり、飛行経路やパイロットが推測できると説明。「残された機体から墜落の経緯が読み取れ、搭乗者の消息につながるものがあるかもしれない」と、発見時のまま機体を保存する必要性を強調した。

 ガダルカナル島で見つかったゼロ戦は、片渕監督が購入し、現在は日本国内で保管されている。

 催しは西日本豪雨の復興支援の一環で開かれ、全国からファンら約70人が詰め掛けた。映画についての言及はなかった。

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