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滋賀県防災訓練に3000人参加 震度7の地震を想定し大規模

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滋賀県防災訓練に3000人参加 震度7の地震を想定し大規模

中に残された負傷者を救うため車のドアをこじ開ける訓練を行う消防隊員ら=湖南市の野洲川親水公園 中に残された負傷者を救うため車のドアをこじ開ける訓練を行う消防隊員ら=湖南市の野洲川親水公園

 9月の「防災月間」に合わせた滋賀県の総合防災訓練が2日、同県甲賀、湖南両市各地で行われた。県と両市、甲賀広域行政組合消防本部をはじめ県警、自衛隊、医療機関や関係企業・団体、地域住民ら総勢114機関約3千人が参加した。車両延べ147台、ヘリコプター延べ12機が出動。地震による大規模災害を想定した各機関や地域住民の連携、防災意識の高揚などを目的としたさまざまな訓練に取り組んだ。

 午前7時、木津川断層帯でマグニチュード(M)7・3の地震が発生し甲賀市で震度7を観測。各地で土砂災害、火災、河川氾濫などが発生し死傷者が多数いるとの想定で行われた。

 県が策定した県地震被害想定によると、木津川断層帯を震源とした地震の被害(発生1週間後)は死者が254人、負傷者が2133人。住宅約2万棟が全半壊状態になるという。

 拠点会場の湖南市夏見の野洲川親水公園では、倒壊家屋や土砂災害で埋没した家屋、車から被災者を救出する訓練、住宅密集地や林野での火災への対応訓練などが行われた。

 このうち地震による車3台がからむ多重事故を想定した訓練では、消防隊員らが乗用車のドアをこじ開けて残された負傷者を救出し担架で運んだり、救急隊員らが車から出た十数人全員に聞き取りをして治療の優先順位を決める「トリアージ」を行ったりした。

 家族で訓練を見学した湖南市岩根の主婦、園田潤子さん(31)は「大きな地震が発生したらと思うと不安だが、一生懸命訓練している様子を見て安心した。私たちも改めて防災意識を高めていきたい」と話した。

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