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【衝撃事件の核心】教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出

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【衝撃事件の核心】
教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出

 聴講を終えると、学生向けのパソコンルームに向かい、あらかじめ学内のサーバーに作っておいた隠しフォルダをのぞいた。教授が先の授業で使ったスライドなどのデータが、無事にコピーされていることを確認すると、自身のUSBに保存し、持ち帰った。

あえなく逮捕

 4月11日、大学側がパソコンの異変に気づく。講師が教卓のパソコンにUSBを入れたところ、パソコンの動作が重くなった。システム業者が点検し、バックアップソフトを発見。翌12日には学内サーバーの隠しフォルダにたどり着いた。

 大学はサーバー内の全データを退避させ、隠しフォルダを削除。だが13日に再び隠しフォルダが作られたため、緊急対策会議を開き、5月になって府警サイバー犯罪対策課に相談した。

 府警が男子学生の仕業と特定するのに、それほど時間はかからなかった。教員パソコンにソフトを仕込む行為が、教室の防犯カメラに写っていたからだ。

 「警察や」。6月14日朝、大学へ向かうために自宅を出た男子学生に府警の捜査員が声をかけ、任意同行を求めた。

 大学の教室に設置された教員用パソコン2台に、ソフトを無断でインストールした-。不正指令電磁的記録供用の容疑がかかっていることを伝えると、目を丸くし、これで逮捕されるのかと動揺していたという。

 府警や大学によると、不正に抜き出されたデータは文書ファイルなど約46万件。付属病院の患者201人分のカルテや診療情報のほか、講義資料、過去の小テストの試験問題と解答、講師の履歴書などが含まれていた。4月までの間、計6台のパソコンにソフトを仕掛け、少なくとも教員約50人のデータを取得していた。

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