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【Sコラム】タイブレークは高校野球を変えた? 点取り合戦凝縮は野球の新しい魅力

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【Sコラム】
タイブレークは高校野球を変えた? 点取り合戦凝縮は野球の新しい魅力

 第100回の節目を迎えた夏の甲子園大会は、選手の健康面などに配慮し、延長戦の早期決着を図る「タイブレーク」が適用され、甲子園で繰り広げられる試合展開は戦術面を含め、転換点を迎えたようだ。(吉原知也)

 旭川大高をタイブレークでの末にをやぶった佐久長聖ナイン=甲子園球場(彦野公太朗撮影)  旭川大高をタイブレークでの末にをやぶった佐久長聖ナイン=甲子園球場(彦野公太朗撮影)

100回大会では2試合で実施

 タイブレークは延長十三回以降、無死一、二塁の場面からスタート。得点が生まれやすい状況を作って、決着がつくまで繰り返される。今春の選抜大会から導入されたが、適用はなく、夏の甲子園では2試合で実施された。

 今大会では、送りバントをめぐる攻防が展開されたかと思えば、満塁本塁打による劇的なサヨナラ勝利も生まれた。一つの守備のミスや好打が勝敗に直結し、「点取り合戦」を凝縮したルール設定に甲子園球場は沸き立った。

 初採用は、大会第2日の1回戦、佐久長聖(長野)-旭川大高(北北海道)戦だった。延長十三回は両校が0点。タイブレーク2イニング目の十四回で、佐久長聖が1点を入れて、5-4で勝利した。

 この試合はバント作戦がカギを握った。十三回は両チームの先頭打者が送りバントを試み、佐久長聖は失敗、旭川大高は成功した。しかし、両校とも決勝点につなげられなかった。

 十四回、佐久長聖は先頭打者の真銅(しんどう)がやはり送りバントを行ったが、三塁へ転がる内野安打となり、無死満塁にチャンスを広げた。

 旭川大高-佐久長聖 タイブレークが適用された14回表佐久長聖無死一、二塁、真銅のバントの打球の行方を見つめる三塁手青木。左は二走鈴木=甲子園  旭川大高-佐久長聖 タイブレークが適用された14回表佐久長聖無死一、二塁、真銅のバントの打球の行方を見つめる三塁手青木。左は二走鈴木=甲子園

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