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山口組分裂3年 三つどもえ、続く切り崩し…警察警戒

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山口組分裂3年 三つどもえ、続く切り崩し…警察警戒

 国内最大の指定暴力団山口組が分裂して27日で3年。3つの指定暴力団に割れ、互いに組員の切り崩しが続いている。抗争事件は減少したものの、対立の構図は流動的な状況だ。警察当局は組事務所の使用を禁じるための司法手続きを働き掛けるなど、組織弱体化に向けた締め付けを強める。

神戸山口組の会合場所周辺を警戒する兵庫県警の捜査員=平成29年12月、神戸市 神戸山口組の会合場所周辺を警戒する兵庫県警の捜査員=平成29年12月、神戸市

緊急会合 山口組が任侠山口組受け入れ決める?

 「山口組が緊急会合で、離脱した任侠山口組の受け入れを決めるのでは」。今月20日、山口組総本部(神戸市灘区)に最高幹部らが乗ったとみられる車が次々と入った。臆測が駆け巡り、兵庫県警は情報収集に追われた。今月が一つの区切りとみられていたからだ。

▼どうなる「3つの山口組」分裂騒動の行方…来年秋にキーマン出所

 任侠山口組は昨年4月、山口組から分裂した神戸山口組をさらに離脱した組織。県警幹部は「20日の会合は、9月の大規模な定例会合の事前協議だった可能性が高い」として、受け入れの事実はなく、敵対組織を揺さぶる動きだったとの見方を強めている。

体制刷新で攻防も

 捜査関係者によると、山口組はかねて離脱した組員の復帰を容認すると公言。一方、分裂した神戸山口組が今春、新たに幹部を増やすなど体制を刷新した。すると、同じタイミングで山口組は離脱者の受け入れを今年8月までに区切った。

 捜査幹部は「期限の設定は、神戸側が新体制に移行する時期を突き、組員に切り崩しの活発化を促す狙いだ」と推測。山口組は、服役中のナンバー2が来秋に出所するのを節目として体制強化に動いていると読み解く。

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