産経WEST

【アジア大会】フェンシング女子フルーレ団体初V 中国下す「粘って粘って勝ち取った」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【アジア大会】
フェンシング女子フルーレ団体初V 中国下す「粘って粘って勝ち取った」

 インドネシアで行われているジャカルタ・アジア大会は第6日の23日、フェンシング女子フルーレ団体決勝が行われ、日本(東晟良、宮脇花綸、菊池小巻、辻すみれ)は中国に35-34で勝ち、初の金メダルを獲得した。初戦の準々決勝でレバノンを退け、準決勝で6連覇を狙った韓国を45-36で破った。(岡野祐己)

アジア大会で初の頂点に立ったフェンシング女子フルーレ団体のメンバー。優勝した瞬間、(左から)辻、菊池、東、宮脇は抱き合って喜んだ(共同) アジア大会で初の頂点に立ったフェンシング女子フルーレ団体のメンバー。優勝した瞬間、(左から)辻、菊池、東、宮脇は抱き合って喜んだ(共同)

 決勝戦は残り4秒で中国に34-34の同点に追いつかれた。しかし、個人銅メダルの東は強気のままだった。相手の動きが止まった瞬間を突き、手に汗握る一本勝負の延長を制した。フルーレ団体ではアジア大会初制覇。リーダー格の宮脇は「粘って粘って勝ち取った優勝」と万感の思いを込めた。

チームの平均年齢は20歳未満

 平均年齢が20歳にも満たない4人は準決勝で5連覇中だった韓国に勝利。決勝では何度も逆転を許したが食らいついた。会心の突きを連発した東は「(相手選手の)このへんを突けば勝てる」と冷静だった。

 精神面の成長がチームを勢いづけた。昨年1月から指導するフランス人のボアダン・コーチは「日本人は技術はあるけど、闘争心が足りない」と選手に告げた。「泣くほど追い込んだこともある。練習中に声もたくさん出るようになった」と宮脇。精神面でのたくましさがここ一番の勝負どころで発揮された。

 7月の世界選手権では5位、東京五輪でのメダル獲得への期待も高まる。この優勝で自信を深めた宮脇は「最初の一歩を踏み出した気持ち。新しい歴史を作っていけるチームだと思った」と誇らしげに語った。

続きを読む

このニュースの写真

  • フェンシング女子フルーレ団体初V 中国下す「粘って粘って勝ち取った」
  • フェンシング女子フルーレ団体初V 中国下す「粘って粘って勝ち取った」

関連ニュース

「産経WEST」のランキング