産経WEST

高度成長の象徴「団地」、DIYで内装自由…若い世代取り込みへてこ入れ

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


高度成長の象徴「団地」、DIYで内装自由…若い世代取り込みへてこ入れ

2つの空き部屋を1つにつなげた大阪府住宅供給公社の「ニコイチ」物件=大阪府寝屋川市 2つの空き部屋を1つにつなげた大阪府住宅供給公社の「ニコイチ」物件=大阪府寝屋川市

 老朽化する団地で増える空室や入居者の高齢化に歯止めをかけ、若い世代を取り込もうと、デザイン性や住みやすさを高めた改修が各地で進んでいる。駅近くなど利便性の高い地域では取り壊しや建て替えもみられるが、従来のやり方では大幅な入居者の増加が見込めない郊外などでは、さまざまな工夫を凝らす。高度経済成長期の象徴となった建物群は、姿を変えながら生き残りを模索している。

(織田淳嗣)

 団地といえば、間取りや内装が画一的というイメージが強いが、都市再生機構(UR)では大阪市大正区の「千島団地」で平成28年、全戸で新規入居者が自由に内装工事ができるうえ、退去時の原状回復を原則免除される「DIY(日曜大工)」契約サービスを開始した。反響が大きく、他の団地でも導入を進めている。

 URは24年から雑貨チェーンの良品計画グループ「MUJI HOUSE」(東京都)など、ブランド力のある民間事業者と組んだリノベーション(大規模改修)も実施している。間仕切りを可動式の強化段ボールにして広さを自在に変えられる部屋など、独創的なデザインにした。

 URが管理・運営する団地は全国に約73万戸あるが、13年12月以降は新規の団地建設は行っていない。広報担当者は「今ある建物を生かし、利用者の自由度を高めたい」と話す。

続きを読む

このニュースの写真

  • 高度成長の象徴「団地」、DIYで内装自由…若い世代取り込みへてこ入れ
  • 高度成長の象徴「団地」、DIYで内装自由…若い世代取り込みへてこ入れ

「産経WEST」のランキング