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【関西の議論】部活中の熱中症死亡事故 25%が野球部 屋内競技でも多数

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【関西の議論】
部活中の熱中症死亡事故 25%が野球部 屋内競技でも多数

■柔道や剣道、バレーなど室内競技でも死亡例

 一方、屋内で行うクラブ活動でも死亡するケースもある。熱中症による死亡事例は屋内で行うクラブ活動や、休憩を挟んだ練習再開後にも起きており、JSCは注意を呼びかけている。

 JSCが報告した事例では、剣道部の高3男子は午前10時半から午後6時まで練習した後、1時間の休憩を取ったが練習再開後に具合が悪くなった。その後、意識障害を起こし、病院へ搬送されたが、亡くなった。

 また、柔道部では、中2男子が他校の武道場で合同練習中、準備運動、寝技、投げ込みを済ませた後で、意識がもうろうとし、救急車で病院に搬送されたが、死亡。

 バレーボール部では、高1男子が練習中に体調が悪くなったので見学し、友人と一緒に下校していた際、坂を登りきったところで自立できなくなった。友人のジュースを飲んだが、意識を失い、亡くなった。

■スポーツ庁は地域ごとの予防策を求める

 JSCによると、体育の授業なども含めた学校管理下での熱中症の死者数は減少傾向にある。教員らへの予防策の普及効果とみられるが、猛暑が続く今夏は、熱中症で救急搬送される生徒は後を絶たない。スポーツ庁は7月、各都道府県の教育機関に対し、地域の実情に応じた対策を明文化するように通知している。

 通知は、気象庁の高温注意情報が出た地域や時間帯は屋外での活動を原則として行わない-など明確な基準づくりを求めている。

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