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放射性物質含む微量の蒸気漏れ 高浜4号機、定検延長 関電

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放射性物質含む微量の蒸気漏れ 高浜4号機、定検延長 関電

 関西電力は20日、定期検査中の高浜原発4号機(福井県高浜町)で、原子炉内部に温度計を入れるための管と原子炉容器上ぶたの接合部から、放射性物質を含む微量の蒸気が漏れたと発表した。外部への影響はないとしている。

 関電は蒸気漏れを受け、定検期間を延長し、24日に予定していた発送電の開始を遅らせる。9月中旬を目指していた営業運転再開も遅れる可能性がある。

 関電などによると、20日午後3時ごろ、社員が原子炉上部の巡視点検中に蒸気漏れを確認した。定検の最終段階で1次冷却水の温度や圧力を原子炉起動時に近い状態まで上昇させており、管の内部には286度の蒸気が流れていたという。原子炉内の圧力を下げて原因を調べる。

 原子力規制委員会は現場に検査官を派遣して状況を確認。「今後、原因などについて関電に報告を求める」としている。

 4号機は昨年5月に再稼働し、今年5月に定検で停止した。今月19日には、事故時に原子炉の冷却水を補給するポンプを摩耗から保護するための潤滑油が漏れるトラブルもあった。

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