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監視カメラでホーム転落を自動認識し駅員に通知-パナソニックがシステム開発

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監視カメラでホーム転落を自動認識し駅員に通知-パナソニックがシステム開発

 パナソニックは、駅のホームから線路に人が転落するなど危険な状況を監視カメラで自動検知し、駅員に通知するシステムを開発した。駅内での危険を迅速に把握することで、定期巡回など駅員の負担を軽減し、安全確保の業務を支援する。東京急行電鉄が実証実験を経て今月から田園都市線鷺沼駅で導入しており、他の鉄道事業者にも売り込みを図る。

 システムは高精度の画像認識技術を活用し、ホームなどに設置したカメラの映像から、線路に転落した人や駅ホームの点字ブロックの上に長時間いる人などを自動で検知する仕組み。駅務室のモニターに映像を表示したり、駅員の業務用端末などに通報したりできる。

 車いすやベビーカー、目の不自由な人が持つ白杖も認識可能で、駅員がきめ細かな対応をしやすくなる。長時間放置されたままの荷物やホームの混雑状況も把握でき、担当者は「大きな駅だけでなく、ホームドアに投資できない小さな駅にも需要がある」とみる。

 カメラはシステム利用料を含めて1台につき108万円。工事費が別途必要になる。将来的には、不審者や酒に酔った人を認識できるよう機能強化する。空港やスタジアムなどの施設向けのサービスも検討する。

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