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【銀幕裏の声】世界の細田アニメ 最新作「未来のミライ」、本当は“実話”

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【銀幕裏の声】
世界の細田アニメ 最新作「未来のミライ」、本当は“実話”

映画「未来のミライ」のワンシーン (C)2018 スタジオ地図 映画「未来のミライ」のワンシーン (C)2018 スタジオ地図

 母の手一つで子供を守り育てる物語の中に、「母への感謝、恩返しの思いを込めた」と細田監督は語った。

■普遍の愛とは

 最新作「未来のミライ」が描くテーマにも細田監督の家族への思いが密接に絡んでいる。

 妹の夢を見たという長男は、妹が生まれた当初、戸惑ってばかりいたという。

 「彼の反応を見て、これは面白いな、と思いました」と細田監督は語る。

 両親の愛を独り占めしていたのに、突然現れた妹にその愛を奪われ、悲しみの底へ突き落とされた兄…。

 「息子の姿に、愛を得たり失ったりしながら生きる人間の普遍的な人生を描けるのではないか」と考えたのだ。

 家族とは長い歴史の中で築かれ、そこで連綿と育まれた愛が次の世代へと受け継がれていく…。

 「誰もが子供の時代を経験して大人になっていく。もう一度、自分が4歳児になった気持ちで見てほしい。きっと家族の大切さに気付くはずですから」と細田守監督は期待を込める。

 個人的な体験を創作の源泉としながら、世界の人々を魅了し続ける“細田アニメ”。家族の愛を訴え続ける普遍的なメッセージは健在だ。

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