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【夏の甲子園】打の奈良大付、1番宮川が決勝2ラン「僕たちは打って勝ってきたチーム」

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【夏の甲子園】
打の奈良大付、1番宮川が決勝2ラン「僕たちは打って勝ってきたチーム」

【奈良大付-羽黒】8回に犠飛を放つ奈良大付の上野選手=甲子園球場(水島啓輔撮影) 【奈良大付-羽黒】8回に犠飛を放つ奈良大付の上野選手=甲子園球場(水島啓輔撮影)

 記念すべき1勝が聖地に刻まれた。強力打線を擁し、夏の甲子園に初めて乗り込んできた奈良大付は、1番打者の宮川が躍動。決勝2ランを含む2安打を放った背番号9は「僕たちは打って勝ってきたチーム。その分、プレッシャーもあるし、責任感もある」と表情を引き締めた。

 一回は、6球粘って139キロの直球を中前へ。相手の動きが遅いとみてとるや、果敢に二塁を陥れた。続く植垣の安打と失策で生還し、わずか8球で先制。五回には直球を待ちながらチェンジアップに反応し、右中間最深部に2ラン。「投手を楽にしたい気持ちが強かった」と笑顔を見せた。

 奈良県大会のチーム打率は、4割5分8厘。宮川はトップの5割4分5厘を誇り、新チームから1番を務める。課題は守備。田中監督は「気持ちを楽にするため」、5月に遊撃から外野へ転向を命じた。宮川は「打つことに専念すればいい」と受け止めており、この策が奏功した。

 篠田らの快腕を有する羽黒との対戦が決まると、普段は135キロの打撃マシンを145キロに設定。チーム全体で対策を講じ、この日も12安打を浴びせた。次の相手は、初戦で16得点を挙げた日大三。宮川は「打撃では負けられない。プライドがある」とさらりと言った。(坂井朝彦)

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