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「信念の人」「映画界全体を考えていた」…俳優・津川雅彦さん死去、悼む声相次ぐ

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「信念の人」「映画界全体を考えていた」…俳優・津川雅彦さん死去、悼む声相次ぐ

「グランパパ」でおもちゃに囲まれる津川雅彦さん=1990年2月、東京・青山 「グランパパ」でおもちゃに囲まれる津川雅彦さん=1990年2月、東京・青山

 映画「マルサの女」などで知られた俳優の津川雅彦(つがわ・まさひこ、本名加藤雅彦=かとう・まさひこ)さんが4日、心不全のため死去した。78歳。京都市出身。葬儀は近親者で行った。

 訃報が明らかになってから一夜が明けた8日、名優の死を惜しむ声が相次いだ。

 京都在住の中島貞夫監督は、「京都出身の映画人には時代劇などで培った独特の執着があり、彼もその一人。いつも映画界全体のことを心配し考えていた」と振り返る。津川さんが映画を監督する際には、撮影前によく相談を受けた。「何事にも真面目過ぎる性格。『もっと楽しんで撮ったらいいよ』とアドバイスしたほど。とてもさびしいです」と話した。

 読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」で共演したニュースキャスターの辛坊治郎さんは「信念の人でした」と悼む。政治や社会問題などを自由に議論する同番組で「津川さんの人生経験に培われたひと言ひと言には説得力があった」。辛抱さんがヨットで太平洋横断に挑戦した際には乾杯用に高級シャンパンをプレゼント。遭難して帰国した際は、真っ先に応援の言葉をかけてくれた。「今は信じたくありません。無念のひとことです」

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