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【ボクシング】権限を持つ理事たちだんまり…どうなる東京五輪 日本連盟にガバナンスの危機

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【ボクシング】
権限を持つ理事たちだんまり…どうなる東京五輪 日本連盟にガバナンスの危機

 日本ボクシング連盟の緊急理事会を終えた山根明会長(左)=7日午後、大阪市  日本ボクシング連盟の緊急理事会を終えた山根明会長(左)=7日午後、大阪市

 助成金流用や反社会勢力との交友問題に揺れる日本ボクシング連盟の山根明会長に対し、同連盟が下した判断は「会長に進退を一任」だった。

 3時間に及ぶ緊急理事会終了後の各理事の対応は不思議だった。取材に応じたのは山根会長だけ。多くの理事は報道陣を避けるように正面以外の入り口から退出し、質問にも一切答えなかった。本来、組織として報道対応すべき吉森照夫副会長もコメントを出さなかった。

 この問題では産経新聞などの取材に対し、山根会長本人が暴力団関係者と交際があったことを明らかにした。スポーツ庁の鈴木大地長官は「事実だとすれば辞任に値する」と厳しい意見を述べている。衝撃は大きく、最側近の理事ら会長派とみられた複数の理事が辞任の意向を固め、各都道府県連盟からも会長の責任を問う声がさらに高まった。日本連盟の定款では、理事会は会長、副会長、専務理事および常務理事の選定、解職の権限を持つと定められている。強権を振るってきた「終身会長」の去就に注目が集まる中での緊急理事会だったにもかかわらず、なんとも釈然としない結果といえる。

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